- 地元工務店が気になる
- でも地元工務店は不安
- 地元工務店の良さを知りたい
大手ハウスメーカー元店長の私が丁寧に解説します!
地元工務店は、ハウスメーカーよりリーズナブルな価格で建築できることが魅力的です。しかし『知名度の低い地元工務店に依頼するのはなんか不安』という人も多いのが事実。
そこでこの記事では、下記について解説します。
- 地元工務店のメリットとデメリット
- 地元工務店を選ぶ際の注意点
- 地元工務店が向いている人
この記事を最後まで読むことで、地元工務店で建築することが自分に向いているか分かります。『ハウスメーカーで建てたけど、地元工務店ならもっと安かった…。』という後悔がないよう、しっかりこの記事を参考にしてください!
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地元工務店で建築する【メリット】
地域密着型とも言える、地元工務店で建築するメリットを11個紹介します。
1つずつ詳しく解説していきます。
メリット①【土地探しで頼りになる】
地元工務店に勤める営業マンは、基本的に地元出身の人が多いです。つまり地場に詳しいので土地提案の際、その土地に対して的確な注意点やアドバイスを貰うことが出来ます。
大手ハウスメーカ―は数年ごとに転勤があるので、営業マンがその土地について詳しく知らないケースも多いです。
メリット②【土地に合う提案をしてくれる】
地元の営業マンであれば、その土地の気候や災害リスクをよく知っています。
- このエリアでは、この断熱性で十分。それ以上はオーバースペックでコスパが悪くなりますよ。
- このエリアは地震が多いから、耐震性は落とさないほうが良いです。
といった、そのエリアに合った提案をしてくれます。また、土地柄に合わせた家づくりを標準仕様にしている場合が多いです。
メリット③【職人のレベルが高い】
地域密着型の経営をしている工務店は、地元で腕の良い職人さんを昔から抱えています。そのため、施工品質が高いことが特徴です。
地元工務店が見ず知らずの職人さんに仕事を任せることは基本的にないので、施工ミスや雑な工事をされるリスクが低いこともメリット。同じ住宅会社で働いている職人さんはその会社の施工方法に慣れていますし、その会社の家の考え方についても熟知しています。
メリット④【担当営業マンが変わりにくい】
地元工務店の場合は、配属場所が変更になったとしても隣町ぐらいなはず。対して大手ハウスメーカーは全国転勤。営業マンが建築中や完成後、担当変更になることがよくあります。
信頼できる営業さんだったから契約したのに、、、
という辛い想いをされる方もいます。
メリット⑤【自由度が高い】
地元工務店はハウスメーカーと比較して間取り、仕様、使う材料の自由度が高いです。
対してハウスメーカーの場合は、
- 品質を一定に保つため
- 打ち合わせ回数を少なくするため
といった理由から、標準仕様から大きくそれた変更が出来ません。地元工務店の方が、お客様の意思を最大限お家に詰め込む姿勢である場合が多いです。
メリット⑥【変更が利きやすい】
ハウスメーカーは、基本的に標準外のことには対応できません。対して地元工務店は、標準仕様を比較的簡単に変更することができます。要望が標準仕様外だとしても、対応してくれることが多いです。
メリット⑦【隅々まで決められる】
地元工務店は、『こんなところまで決められるの?』というぐらい、詳細な打ち合わせをすることが多いです。
ある程度は、プロに任してしまいたいな
という人には向きませんが、『とことん細部までこだわって、自分たちだけのマイホームにしたい!』という方には、とても嬉しく楽しい打ち合わせになります。
メリット⑧【他の家と被りにくい】
大手ハウスメーカーの家は、少しわかる人なら見ただけでどこの会社の家か検討がつきます。特に外観は、会社によってはパッと見で分かります。これをブランド価値として捉える人もいれば、何も気にしない人もいます。
ただ、
他の人と被りたくない!
パッと見でどこの会社で建てたか分かるのが嫌だ!
という方は、地元工務店の方が向いていると言えます。
メリット⑨【アフターフォローが手厚い】
アフターフォロー・・・ここでは、家を建てた後の点検やメンテナンス対応のことを指します。
地元工務店は保証こそ長くても30年程度ですが、アフターフォローが充実しているケースが多いです。地元だからこその機動力で、
- 頻繁に点検をしてくれる
- 急なトラブルでも迅速に駆けつけてくれる
といった対応に力を入れている会社が多いです。
プロ視点でのアドバイスを言うと、リフォームもしている住宅会社であれば、よりアフターフォローが手厚いケースが多いです。
メリット⑩【コスパが良い】
正直、大手ハウスメーカーと地元工務店は価格に対する利益の割合がびっくりするぐらい違います。これはテレビCMなどの広告費、それから新商品開発にかかるコストを回収するためです。その分
- 安心感
- 最新設備導入
などの恩恵を受けられるので、これがデメリットとは言いません。しかしそういった経費が乗っていない分、同価格の家を立てた場合『質で言うと地元工務店の方が良い』というのはよくあることです。
地元工務店の【デメリット】
もちろん、地元工務店にもデメリットはあります。5個紹介します。
後悔しない住宅会社選びができるよう、デメリットもしっかり認識しましょう!
デメリット①【品質が一定でない】
地元工務店は、一邸ごとに専用設計をするため品質にバラつきがでます。品質とは、ここでは耐震設計や断熱性能のことです。
一定に保つことが難しくなるだけなので、品質をしっかり気にした設計をお願いしておきましょう。自由度は少し下がるかもしれませんが、長く住む上で品質は大事な要素です。
デメリット②【打ち合わせが手間】
地元工務店は詳細まで自分好みにすることができるため、どうしても打ち合わせ回数が多くなってしまいます。
- 仕様決めに時間を使いたくない
- 打ち合わせで頭を悩ませたくない
という方は、地元工務店は避けたほうが無難です。ハウスメーカーであれば、『この範囲の中から選んでください。』『これが標準仕様です。』という形で淡々と打ち合わせを進めていくことができるため、打ち合わせの負担は軽減されます。
デメリット③【イメージが湧きにくい】
地元工務店は、お客様に合った家を1邸1邸作り上げていく傾向にあります。ですから、
あいうえおハイムの家は、北欧風だよなぁ
というようなイメージが定まりません。ハウスメーカーの場合は外観や内装がある程度統一されているので、モデルハウスを見て完成のイメージを掴むことが出来ます。
デメリット④【保証期間が短い】
保証期間では、ハウスメーカーに勝てる地元工務店はないと推測します。地元工務店の資金力では、どう頑張ってもハウスメーカーの50年保証や60年保証には太刀打ちできません。
長期保証は必須!
という人は、大手ハウスメーカーに建築を依頼すべきです。
大手ハウスメーカーの保証も細かい規定があって『この保証本当に使えるの?』というものもあります。アフターフォローが充実している地元工務店であれば大手の長期保証以上の安心を得られる場合もあるので、どちらが自分たちに合うか吟味することが大切です。
デメリット⑤【倒産リスクが高い】
地元工務店は大手ハウスメーカーと比較した場合、資金力が弱いです。ですから、『大手ハウスメーカーより倒産リスクが高い』と言わざるを得ません。
ここが心配な場合は、大手ハウスメーカーを選択するほうが良いです。
倒産に対する対策はある
倒産は怖いけど、地元工務店で建築したい
そういう方が気にしたいのは、検討する地元工務店が『住宅完成保証制度に加入できるか』です。住宅完成保証制度の概要は下記を参照。
仮に建築中に工務店が倒産した場合、保証がなければ建築が中断してしまいます。その場合、他社に途中からの工事を依頼しなければなりません。費用も多額になります。
しかし、『住宅完成保証制度』に加入していれば、その費用の一部を保証してくれます。
この保証制度に加入するのは義務ではないので
- 住宅完成保証制度は標準で入っているか
- 入っていないなら、入れるか
- 入る場合、追加費用はいるのか
しっかり確認し、納得した上で契約するようにしましょう。
地元工務店を検討するときのアドバイス
最後に、地元工務店選ぶ際の注意点を5つお伝えします。
地元工務店選びでの失敗を少なくすることがます!
確認事項①【実績の確認をする】
地元工務店は、大手ハウスメーカーと比較して会社の情報が少ないです。そこで、以下の内容を確認しましょう。
確認する情報 | 理想の実績 |
会社が創業して何年か | 創業30年以上 |
何棟建ててきたか | 3000棟以上 |
売上と従業員のバランスは良いか | 従業員1人当たり5000万円以上の売上 |
年間建築棟数をあえて少なくしている会社や、創業が浅くてもしっかりした家づくりをしている会社もあるので一概には言えません。あくまでも指標の1つとしてみてください。
確認事項②【性能の確認をする】
主要な下記3つの数値は、いくら出るか必ず確認しましょう。
性能値の名称 | 求める性能値 |
Q値(熱損失係数) | 1.6W/㎡K以下 |
Ua値(外皮平均熱貫流率) | 0.46W/(㎡・K)以下 |
C値(住宅における相当隙間面積) | 0.5c㎡/㎡以下 |
厳しい言い方ですが、地元工務店は技術力がなければ選ぶ価値がありません。上記の数値は、技術力の指標になるので必ず確認してください。
Ua値、Q値、C値がよく分からないという人は、コチラの記事を参考にしてください。→ 一条工務店の標準仕様を徹底解説
一条工務店の解説記事ですが、Ua値とC値について分かりやすく解説しています。
確認事項③【アフターフォローについて確認する】
保証内容も大事ですが、アフターフォローも確認してください。具体的には、
点検サービスはありますか?
いつまで点検してくれますか?
ということを聞いてください。
地元工務店の強みは、保証ではなくアフターフォローです。なにかあった際すぐに駆けつけてくれたり、手厚い点検サービスがないのであれば、地元工務店を選択する理由は半減します。
確認事項④【スタッフの提案力を確認する】
地元工務店は、いろんな家のスタイルを実現できます。だからこそ、家の間取りや使い方は営業マンや設計士の腕で決まってきます。
- 希望の間取りを実現出来ているか
- 使いやすさまで考えてくれているか
- さらにワンランク上の提案をしてくれるか
ほとんどの住宅会社は、契約前に間取りや外観パースを提出してくれます。契約前の段階でしっかりジャッジしましょう。
確認事項⑤【スタッフのセンスを確認する】
地元工務店は間取りだけでなく、外観や内装のデザインも思い通りのものにすることが出来ます。ただ、やはり素人感覚では、完成後のイメージを掴みきれません。
そこで、しっかりとしたアドバイスや提案をしてくれる営業マンや設計士の出番です。
- 外観パースを見て、デザイン力は高いか
- 内観パースを見て、伝えたイメージ通りにしてくれているか
契約前に、しっかりチェックしましょう。営業マンや設計士のセンスは、契約後の打ち合わせでさらに発揮されることになります。
まとめ【自分に向いている地元工務店を見つけたい】
ここまで読んでくれた方であれば、地元工務店が自分に『向いているか、向いていないか』なんとなく理解出来たはずです。もし、
地元工務店が自分に向いているかも?
と感じた方は、実際に地元工務店の展示場に足を運んでみることをオススメします。しかし地元工務店といえど、各地に工務店は無数にあります。
自分が住んでる地域でオススメの地元工務店はどこなのか。なかなか自分でピックアップするのは難しいです。
その場合はまず、一括資料請求サービスで地元工務店を知ることをオススメします。中でもタウンライフ家づくりは一番オススメ。理由は、掲載社数が多いからです。
タウンライフ | SUUMO | ホームズ | 家づくりのとびら | mochiie | ハウジングバザール | |
掲載社数 | 840社以上 | 500社以上 | 600社以上 | 120社以上 | 100社以上 | 300社以上 |
カタログ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
間取り | ○ | × | × | ○ | × | ○ |
資金計画 | ○ | × | × | ○ | × | ○ |
土地提案 | ○ | × | × | ○ | × | × |
特典 | 成功する家づくり7つの法則 | × | はじめての家づくりノート | 契約&アンケートでAmazonギフト5万円(※) | × | 契約でお祝い金&小冊子 |
お断りサービス | × | × | × | ○ | × | ○ |
相談サービス | ○ | × | × | ○ | × | ○ |
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